2011年08月09日
さて、大学院入試がもう間近に迫っています。
専門試験、論述試験の準備は怠りないかと思いますが、試験中の対策について、毎年書いていることではありますが、受験者は毎年変わるし、追加事項もあるので、今年も書きます
大学入試は受験者が極めて多くて、ある程度、学力の差が出るような問題の設定にします。
一方、大学院入試では受験者は比較的少数です。
ここで、見たいのは、大学院教育に対応できる、基礎学力、論理的な判断力、思考を組み立てる力、などです。
これらを見るために、論述試験が出題されることが多い、と思います。
論述試験では、あなたは頭の中でいろいろ考えを組み立てます。
ただ、うまく行かずに、一度組み立てたものをばらして、再構築したりします。
採点官が採点するのは、「あなたが頭の中で考えたこと」ではなく、「答案用紙に記述されたこと」です。
なんだ、当たり前じゃないか?ですって?
何度か書いては、消して、結局、数行しか書かれていない答案をよく見かけます。
おそらく受験者は、頭の中でいろいろ、何度も考えたのでしょう。
但し、採点対象となるのは、この書かれている数行だけ、です
例えば、「600字程度で記述せよ」という設問に、100字程度しか書かれていなのでは、合格ラインには達しないでしょう
なんでもかんでも書けばよい、とは言いません。
でも、考えたことはとにかく書いてください。完全には満足いくものではないかもしてないけれども、とにかく書いてください。
書かれていないと、採点のしようがないんです。点があげられないんです
数学でも、大学院レベルでは、計算能力よりも論理的思考をみます。
工学系では、「工学では結果が間違っては意味がない」と答が不正解だと0点の採点官もいますが、大部分の採点官は部分点をくれます。
計算だけ、書きなぐっていると、答が不正解だと、部分点をあげられません。
「○○の定理により、××を求めると」
「ここで、○○の公式を適用して」
のようにプロセスを書いておけば、たとえ最後の答が間違っていても、途中まで正しければ、部分点がもらえることもあります
繰り返しになりますが、採点の対象となるのは、あなたが頭の中で考えたことではなく、答案に書かれていることです。
考えていることを、とにかく書いてください!
いい知らせを待っています!
専門試験、論述試験の準備は怠りないかと思いますが、試験中の対策について、毎年書いていることではありますが、受験者は毎年変わるし、追加事項もあるので、今年も書きます
大学入試は受験者が極めて多くて、ある程度、学力の差が出るような問題の設定にします。
一方、大学院入試では受験者は比較的少数です。
ここで、見たいのは、大学院教育に対応できる、基礎学力、論理的な判断力、思考を組み立てる力、などです。
これらを見るために、論述試験が出題されることが多い、と思います。
論述試験では、あなたは頭の中でいろいろ考えを組み立てます。
ただ、うまく行かずに、一度組み立てたものをばらして、再構築したりします。
採点官が採点するのは、「あなたが頭の中で考えたこと」ではなく、「答案用紙に記述されたこと」です。
なんだ、当たり前じゃないか?ですって?
何度か書いては、消して、結局、数行しか書かれていない答案をよく見かけます。
おそらく受験者は、頭の中でいろいろ、何度も考えたのでしょう。
但し、採点対象となるのは、この書かれている数行だけ、です
例えば、「600字程度で記述せよ」という設問に、100字程度しか書かれていなのでは、合格ラインには達しないでしょう
なんでもかんでも書けばよい、とは言いません。
でも、考えたことはとにかく書いてください。完全には満足いくものではないかもしてないけれども、とにかく書いてください。
書かれていないと、採点のしようがないんです。点があげられないんです
数学でも、大学院レベルでは、計算能力よりも論理的思考をみます。
工学系では、「工学では結果が間違っては意味がない」と答が不正解だと0点の採点官もいますが、大部分の採点官は部分点をくれます。
計算だけ、書きなぐっていると、答が不正解だと、部分点をあげられません。
「○○の定理により、××を求めると」
「ここで、○○の公式を適用して」
のようにプロセスを書いておけば、たとえ最後の答が間違っていても、途中まで正しければ、部分点がもらえることもあります
繰り返しになりますが、採点の対象となるのは、あなたが頭の中で考えたことではなく、答案に書かれていることです。
考えていることを、とにかく書いてください!
いい知らせを待っています!