日韓関係・米中関係などは現象の裏の裏を見るようにすべし！

「人の行く裏に道あり花の山」
これは商人でもあった千利休が読んだとものとも言われていますが、現在では投資の世界でよく使われているそうです。

言わば、物事の裏に真実があるという解釈も成り立つわけですが、日韓関係や米中関係や北朝鮮の不穏な動きなど
世界情勢の真相を知ろうとするには、物事の裏に真実あるという見方だけでは不十分で、どうも現状では裏の裏に真実あり
というのが実態と見るべきだと申し上げたいわけなのです。

私どもは現状のいろんな事象を判断するために、テレビやネットなどの報道や情報を利用するわけですが
日韓関係ならば、先の大戦でも、戦争をしていない日本と韓国・朝鮮人が戦争をして来たかのような事実の歪曲を本当として
韓国や朝鮮は戦勝国側なんだ、という価値観で日本に謝罪や補償を当然のごとく要求し、日本人と韓国人との間に
変えることが出来なくなるような、憎しみが生まれる状況が進行しています。

全くおかしい事です。（おかしい事をおかしいと言わないんですからおかしいわけです）

勿論彼らは「日本の朝鮮統治が正しかった」という事を言っているのではなく、慰安婦をはじめとして、事実をろくに調べられていないにもかかわず
自分たちの都合のいい様に歴史を利用して来たこと、そしてその様な姿勢を更にエスカレートさせているが、これでは韓国が衰退しダメになってしまう
という警告を打っておられるわけで、良識ある内容を国を思う心で訴えられています。

特に、慰安婦でも、この事を言い出したのが日本人(日本の弁護士など）からという事を書かれていますので
多くの日本人にもお読みいただきたいと思うわけなのですが、

最近も「学校から反日行為を強要された」として韓国ソウル市の仁憲（インホン）高校の生徒が学校に抗議するという状況が生まれています
しかし、この様な事実を日本のマスコミやテレビがどれだけ取り上げたでしょうか

韓国の高校生、学校の「反日教育」に対して「史上初」の集団行動
   
一番の問題は嘘で日韓の国民同士が対立する様に行われている事でして、反日教育によって
「日本はずるくて不道徳な盗賊であり、その朝鮮統治は悪辣で無法状態だった」という
事を多くの韓国人が信じているという現状が出来てしまっているわけです。

特に先の大戦後70年以上たっているにもかかわらず、長い間日米間で国境紛争があったとか日米間で文化的争いがあったとか
経済紛争が続いていた、など戦争になる原因が明確にされていない、あるいは解明されていません。

天皇陛下をはじめ、アメリカとの開戦回避を懸命に続けてきた、にもかかわらず戦争になったのはどうしてなのかが
いまだに解明されていません。

そこで当時のアメリカ国内で日本の事がどの様に伝えられていたのかを調べますと
日米開戦の70年以上前にも「日本はずるくて不道徳な盗賊であり、その朝鮮統治は悪辣で無法状態だった」という内容がアメリカ国民に伝えられているのです
これに関しては、「アメリカの鏡・日本」（ヘレン・ミアーズ）をお読み頂きたいわけなのですが、要は戦争とは相手を殺すわけですから
殺す理由作りが行われるわけで、日本の時代劇で悪代官などの演技を見ると、あんな悪い奴を懲らしめてくれ！と見ている方は思ってしまいますが

日本人に対してアメリカ人が敵意を燃やすように、
日本人は西洋以上に長い間植民地をして植民地の多く人々に悪いことをやり続けていた、などという嘘の情報がいっぱい流されていたわけです。
勿論、誤謬を解いていませんから、今も多くのアメリカ人の頭には、この様な間違った日本人観は存在しているわけです。

ですから、反日で日本人に対しあるいは韓国人に対し、嘘を使って両者が憎しみ合うようしていっていることは
先の大戦でのアメリカ国内で作られた情報で相手国人の憎しみが醸成されたことを考えますと、
両者(日本と韓国の国民）を戦わせる状況に持っていこうという意図があるのでは、という事が考えられるわけです。

これは、韓国と日本が仲良くしない様に、或いは日本が隣国との関係をいつもよくしたいと考えることを、させたくない
そんな意図や力が働いていることが感じられてくるわけなのです。

外国では歴史が政治のために利用されています、この事をどれだけの日本人が理解しているのでしょうか。

私は、秀次事件を研究していますが、当時の朝鮮通信使を調べても400年前の朝鮮のやり方が今も全く変わっていないことに気づかされるわけで、
朝鮮はその当時から中国の属国で独立国ではありませんでしたから、外交権も通貨発行権などもなかったわけです、しかし
中国より王と任命されていますから、中国がバックについている国なんだ、という事で他国に対しては中国の権威をもって
他国には接するという事をするわけで、当然、日本は見下される立場になりますし、そうしないと朝鮮王朝の対面が続けられないことになってしまいます。

しかし、日本の歴史では、この様なその当時の政治関係など全く学びませんから、他国の人も日本人も同じという価値観で考えてしまい
朝鮮通信使でも、日本が費用を全部負担して、迎え入れて、おもてなしとして喜ばれるようにしていることも、その当時から
朝鮮では、朝鮮が日本に文化を教えてやった、朝鮮の方が日本よりも上だから、日本は朝鮮を厚遇するのだ、と国内では伝えています。
そして現在でも韓国の教科書では、生徒たちにこの様に教えているわけですから、逆の立場から言えば、日本人は外国を知らない、知ろうとしないを
400年以上も続けて、そのままの頭で、国際化を進めようとしている、リスキーな日本人の国際感覚の実態も知ることが出来るわけなのです。

歴史上、中国の属国であり続けた朝鮮の国をインフラ整備などお金を出して独立させる様にした国は日本だけです。

問題は日本人が日本人と他国の価値観の違いを理解していない、或いは理解する様にしていないことから
日本人が良いとしてやったことは、大国からすれば、大国が利用する国として存在させていた朝鮮半島を独立させて我々のコントロール下から
外すようにするなんて、何てことするんだ、許せん、と思われているのではという考えが持てないのは問題では、と申し上げたいわけなのです。

大国にはアメリカ・ロシア・中国・英仏さらに関係国として韓国があります。
北朝鮮も大国の思惑が存在するので、偉そうにできるわけですが、本来は朝鮮半島を一番よく知っているのが一度は中国から独立をさせた日本であると思われていますので
日本を入れまいとする関係で、拉致問題も日本と北朝鮮との関係が修復され平和条約などが出来て解決されないようにするという大国の裏の思惑に
対峙させられているわけですから、拉致問題に大国の協力が得にくいわけで、これをどうするかを日本は問われているわけです。

アメリカとの関係にも文句を言うような韓国政権、アメリカに催促する北朝鮮、何故この様なことが小さい国なのに出来るか、
それはアメリカ・ロシア・中国・英仏の利害を利用しているからで、外交力では彼らが大国の狭間で苦労し続けている歴史を理解する必要があります

特に中国は一帯一路政策などから、覇権を伸ばすために韓国への圧力を、或いは韓国が中国に付くようにするための外交作を他国にわからない様に進めていることが感じられます。

特に、一帯一路は表看板では経済政策ですが本来は軍事戦略ですから、一帯一路が目指す元の中国の復権を考えますと
、韓国の反日行動に対して腑に落ちるものを感じるわけです。

中国は西欧との関係を重視しています、その中で中国とヨーロッパとの関係で、距離が3割も短くなる北極ルートの確保を虎視眈々と進めており

中国　北極海でも「一帯一路」　権益拡大へ白書発表
北極コースの開設はロシアを包囲する中国の軍事体制づくりともいえるわけです。
現状での中国の力はロシアが見下されるくらいになっています、また人口の上でも極東の中国化は時間の問題かもしれません、しかし
プーチン大統領もみすみすこの動きに手をこまねいているとは思えませんが。

この北極ルートの開設をスムースに進めるために日本海が中国の海になることは重要な事であり、ロシアを刺激せずに進める為にも
韓国の親中勢力によって日本海を東海という韓国の海にし、それによって中国の艦船が日本海を通って北極海に行きやすくするという意図が感じられてくるわけです。

所謂、反日で日本を戦争犯罪人と非難する言葉の裏の裏にある意図の存在ですね。

朝鮮や韓国が反日をできるのは大国のバックが受けられるからで、李承晩ラインで竹島が韓国領にするという行為も、当時の戦勝国の思惑（日本を韓国人で治めさせる）
があったために出来た事が理解されますから、北朝鮮の日本人拉致も、もしかすると戦勝国の意図があったかもしれないという検証が必要になってくるかもしれません。

とにかくも、日本と朝鮮半島、本当はそれに中国という極東が憎しみあって仲良くしないようにすることが大国の安全と思われているようですし
日・中・韓を対立させることで軍事力やアメリカが必要となり軍事・経済・金融の実権を持つ欧米による統治がしやすくなりますので、